参考資料に

資料

あと麹味噌とか

毎日の生活が変わった。 夜に酒を飲みたい気にならない。だからすることがない。したがって早く寝る。すると早く起きる。 早く起きてすること。 近所の徘徊。休みの日は中央線でテキトーな駅で降りて、まだ夜明け前の暗い街をウロウロする。降りた駅で初めて…

もしも子供ができたなら

朝から喫茶店でトーストとゆで卵とコーヒーをたいらげて、ジムへ行った。今日は肩のトレーニング。インクラインサイドレイズ、インクラインリアレイズ、インクラインフロントレイズをきめて、それから50分ランニングをした。それが終わると家路について、シ…

禁酒3週間

しれっと続いている。体調は安定している。少し痩せた。ウエストの2センチ小さなスラックスを買った。 改めて考える。酒を辞めた、というけれど変化はそれに色々と付随している。以下列挙。 おつまみを食べなくなった。 サラダを食べるようになった。 夕食…

逢魔が時

陽が沈むのを待って街を歩きました。 目的地はありません。どこへでも、好きな方へ好きな時に行って良いのです。もちろん、行った先が気に入らなければいつだって戻って構いません。私はいつもは行かない、ちょっと高級なスーパーでシャイン・マスカットの値…

禁酒6日目

頭が痛い。左側の偏頭痛。風邪をひいたかと思う。昨日あたり、そういえばクシャミが止まらなかった。いつもならこれ幸いとばかりに早退するのだが、今日は休みの同僚が多かったので最後まで仕事をした。 と言いたいところではあるが、新型コロナウイルスの感…

禁酒5日目

今日はテレワークの日。本当は仕事にいかなくても良い日だったが、家にいてもすることがないので仕事に行った。そして午後3時くらいに帰ってきた。 ジムでHIITをやってきた。英語だから何言ってるか分からない。いつまで苦行が続くのか全く分からずに、肉体…

禁酒4日目

恋に落ちた。相手はジムのインストラクター。 俺自身が根暗な人間なので、その逆を求めてしまう。「下へ向かって打つよっ!」という、その明るい言葉に、恋に落ちた。彼女のプログラムに出るたびに、俺は恋に落ちている。 格闘技の動きをベースにしたプログ…

禁酒始めた

一昨日から禁酒している。俺は19歳から毎晩飲んでいる。量は大体500mlの本搾りを一本飲んで、それからハイボールだ。700mlの角瓶は2日で無くなる。肝臓の値は今年の8月の健診で要再検査になった。それから検査はしていない。煙草は今年の正月から辞めている…

コロナにのる

新型コロナウイルス感染症とやらが流行っているらしい。 俺の職場も頑張って対応しようとしている。プリクルに派遣したり病床を空けたり、できることから頑張ってる。 その影響で俺も在宅勤務などを行った。 これはとても快適だ。 革命的だと言っていい。 下…

あと「死霊」を頑張って1冊読み終えた。

気付けば半年ほど放置していた。このブログ。俺にとって大した意味などないのだろう。 色々と変わったことはあった。でもそれも小さなことだ。たとえばドストエフスキーの「悪霊」を読んだことや、近所に海鮮丼の美味しいお店ができたことや、コロナウイルス…

まずいんだよ梅割りなんて

生きることの辛さを感じることがある。 それは仕事で。 しかし。 誰かが俺を怒ったわけではない。 誰かが俺のミスをあげつらったわけではない。 そうした辛さではなく、たぶんそれは「孤独」と呼ばれる辛さ。 飲み会の最中につまらなさを顔に出した。 つまら…

ルーは辛口を使った方が美味しい。

目が覚めた。スマホを取り寄せると、時刻は6時20分。昨夜の赤ワインが少し残っている気がして、歯を磨く。 7時を待って、近所のスタバへ。 水出しコーヒーを注文する。どうしても「コールド・ブリュー・コーヒー」とは言えない。こんなめんどくさい名称、…

愛しさと切なさと心弱さと

初めて競馬へ行った。知り合いに誘われて。 賭け事は嫌いだけれど、悪くなかった。なにしろ競馬は100円から賭けることが出来るし、競馬新聞の予想通りに賭ければその新聞代くらいは稼げるのだ。 一番面白かったのは、レースの終盤で玄人らしく酔っ払ったおっ…

アイドルが堕ちるのは興奮する

俺の親戚にアイドルがいる。 あまり有名ではないが、アイドルグループに属して撮影会やらコンサートやらをやっているようだ。アイドル事情はよく知らないが、いわゆる地下ドルというのに近いのかもしれない。 時々、彼女のツイッターを見る。するといつだっ…

海賊になれないひとのために

時々、生きる意味みたいなことを考える日がある。それはたとえば二日酔いのひどい月曜日だったり、あるいは自分の仕事を真剣に見つめ直す火曜日の午後だったりする。 つまりこんな辛い通勤をして、やってる仕事がこれか、という憂鬱にも近いのかもしれない。…

おっさんの間で

俺は仕事というのが嫌いだ。 何が悲しくて朝からおっさんに囲まれながら職場へ向かわなくてはならないのか。この中央線のこの時間というのが非常に憂鬱だ。 そして職場に着いたら着いたで、この時期は電話が鳴り止まない。おっさんの決算書の悩みを聞きなが…

午前5時、国立駅から上りの中央線に乗った。目的地はなかった。 阿佐ヶ谷で電車を降りた。ホームから改札へ下り、数秒迷って南口へ。 一度も降りたことのない駅だ。朝焼けを待つ街並みにはカラスが混じっている。目的地はなかった。高円寺の方向へ向かう。 …

今日はなんだか寂しい一日だった。 午前4時にふと目が覚めて水を飲もうと電気を点けた。すると部屋の壁、あの名前も書きたくもない害虫が目に入った。これは夢だということにして、またすぐに寝た。 そのことにショックを受けていたのだろう。起きたら午前11…

大体遠くで笛を吹いてるだけ

「仕事を辞めよう」 ふと、そう考えた。 「仕事を辞めて、採集や狩猟で生きていけないかしら」 そんな発想が膨らむ仕事帰りの午後7時。つまり、どこかのモンスターハンターよろしく、貴重なキノコやら、皆を困らせるモンスターを狩って、それを売り払って暮…

今日も仕事はさぼった。

朝を待つ夜がある。そんな夜に俺はジン・ソニックを作る。ジン・トニックではない。ジン・ソニック。ソーダとトニックで作るから、ソニック。下らない洒落。 夕暮れとともに、ライムを1個手にして帰宅した。トニックもソーダも家の冷蔵庫にたっぷりあった。…

本当は8時くらいに起きて一回吐いた

目が覚めたら午後9時を過ぎていた。やばい、と一瞬、思う。うちの職場は9時始業だ。手元のスマホには、無断欠勤を問うラインが来ている。 一瞬うろたえて、しかし、すぐさま平静を取り戻す。 そもそも今日は仕事を休むと(勝手に)決めていた日だ。だから…

目玉の話によせて

高貴なものを汚すというのは快感だ。フランスの誰だかいう哲学者を引くまでもなく、誰しも知っている真理だ。 でもそれは決して高貴であることが必要なわけではなくて、要は自分と程遠いもの、手の届かないものであれば良いのだ。たとえば人妻モノを好む人た…

天音しおんを俺は好きである

俺の知人が女優をやっていて、時々その舞台を観に行くことがある。今夜も仕事をジェンガのように積み上げて定時でさっさと帰り、舞台へ足を運んだ。 この知人というのは、売れてるか売れていないかといったら、売れていないのだろうと思う。いや、売れてるっ…

休みの真ん中でいきていくために

三連休の真ん中の日。何をすることもなく、昼過ぎまで惰眠を貪り、夕刻になってようやく、のそのそと家を出る。家を出て、どこへ行くというあてもない。ただこの町のあいまをこそこそと歩くだけだ。暗くなるのを待って、隙間をこそこそ歩く。ゴキブリか。ど…

うぇいっ!?

夜を待った。 午後5時半。近くの蕎麦屋へ。タコの唐揚げと秋刀魚の塩焼きをつまみながら、生ビールと焼酎を呷る。この店の蕎麦は中々美味いけれど、時間がかかるのが欠点だ。時計を見て、あまり時間がなかったので、蕎麦は頼まずに店を出た。 紺色に染まり…

ガールズバーではない

帰りに時々俺はバーへ行く。バーへ行って酒を飲む。家で飲むのに比べて何倍もの金をかけて、家にあるような酒を飲む。薄暗いバーの雰囲気が好きだ、というのは建前で、本音はカウンターの内側にいるお姉さんが目当てだ。独身のオッサンは、お姉さんを好む傾…

えい、ちくしょう

夜が来る。俺はいつもの夜をそうやって迎えるように、酒を飲む。夜というのは酒を飲まずには過ごせないものだと思う。 高校生の頃、夜にはコーヒーを飲んでいた。それはブラックコーヒーで、だから当時の俺は疑うことなく中二病真っ盛りだったわけだ。えい、…

日常の土曜日

今日は本屋へ行った。統計学の本を探すためだ。なぜ統計学かというと、別に理由はない。なんとなく、暇つぶしが欲しかっただけだ。 『直感的統計学』。 そういうタイトルの本を見つけた。パラパラとめくる。すごく簡単そうだ。こういう、あまり頭のよろしく…